トリマーになりたい!

トリマーの仕事内容

トリマーの仕事内容は意外と幅広く、トリミングだけというわけではありません。もちろん、基本的な仕事の内容としては、お客様に依頼された通りに犬をトリミングして、シャンプー、ブラッシング、グルーミングを行うことです。トリミング後のイメージなどを聞いておいて、できるだけその通りに仕上げるのがトリマーの腕の見せ所。期待通りにトリミング出来たら、飼い主さんにもとても喜ばれるのでやりがいもあります。
トリミング以外の仕事としては、まず掃除。トリミングは、犬を台の上に乗せて毛をカットしていくので、予想以上に毛が飛び散ります。トリミングするごとに床の上などを掃除しないと、犬の毛だらけになってしまうのです。トリミングの合間には、ひたすらお掃除、なんてことも珍しくありません。トリミングに使う用具の手入れももちろんトリマーの仕事です。何種類ものブラシやハサミを犬の毛質によって使い分けるため、それだけでもかなりの数になります。それ以外にもバリカンやコームなどいくつもの器具を使い分けてトリミングは行われます。仕事道具のケアと管理は、プロの仕事としては必須ですね。
あとは、仕事をする場所によってかなり異なりますが、たとえばペットショップなどでトリマーとして働く場合には、そのショップにいる動物のお世話などもトリマーが行う場合があります。散歩に連れ出したり、餌の交換、ゲージの掃除、健康状態のチェックまで幅広く行うので、動物の多い大きなペットショップではそれだけでも大変そうですね。動物病院でトリマーとして働く場合でも、入院中のペットのお世話などはトリマーが行うことが多いようです。もちろん他のスタッフや看護師などと協力して行うので、一人ですべて行うわけではありませんが、トリマーはトリミングだけが仕事というわけではないということは覚えておきましょう。
また、勤務先によっては動物の世話以外の雑務ももちろん含まれてきます。たとえばショップの掃除や接客、販売品の管理、事務的な業務など、実際には勤め先によって違ってくるようです。トリミングは基本的な業務として、プラスアルファの仕事内容をどこまでやる必要があるのかは、事前にチェックしておいたほうがよいでしょう。

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